佐藤 友樹
ひむか野菜光房:2012年新卒入社
芽を出した、
家族への愛情
地元の高校を卒業してからここに勤めていた
社員の方からの紹介で入社しました。
高校の時から農業、
特に水耕栽培に関心を持っていたんです。
初めて見たときは、根っこが土ではなく
水の中にあったのに驚きました。
そこからのめり込むように水耕栽培について調べていて、入社を決めたのも迷いなくすぐにという感じでした。
仕事のやりがいは仕事が終わったときの
達成感を味わえることです。
ハウスの中は暖かいんですけど、夏はとにかく暑い、
毎日仕事をやり終えたときは爽快な気持ちになります。
仕事の中で一番大変なのが農薬散布です。
虫や病気からレタスを守ることが
とても重要な仕事なのですが、
やり終えた時は「大切なみんなを守ったんだ」と
胸張って言えます。
肥料を作ったときも大変です。
肥料の配合はいつも試行錯誤して作ってます。
作る時はレタスにご飯をあげているような気持ちですし、
野菜は家族として思っています。
だから美味しい肥料を作ってあげようという
気持ちになるんですよね。
そうした気持ちとか想いは自分の中に常に持ってます。
働いていくうちにどんどん愛着が
芽生えてきたんですよね。
石の上にも三年、
続けることに価値がある
職場の楽しいところは
社員やパートの方々と関われることです。
経験ある方にアドバイスを聞けることが楽しいですね、
特に農場長に師事して色々教えていただいています。
農場長はとにかく知識や経験があります。
レタスと一口に言っても、
夏に強い、冬に強い
品種のことなど色々あるんです。
そうしたことも丁寧に教えていただいています。
また、勉強会として千葉まで
行かせてもらえたことも嬉しかったですね。
仕事の意欲が出てきたのは3年ほど前からです。
それまでは言われたことはやるという
スタンスだったのですが、もっと勉強しようと思いました。
きっかけは売上が伸びてきたことですね。
そこから仕事が楽しくなってきました。
やらされ仕事ではなく、
みんなで販売や経営についても勉強してます。
月一でのMTGでパートの方も
会社の情報を伝えるのですが、成果に結びつくと
みんなの意識も変わりました。
未来の農場長、
ビジョンを語る
今は生産管理部の担当として
農場長を補佐する役割を行なっています。
システムを導入し、
クラウド上で出荷管理をしています。
経理上のシステムとの連動に
重きを置いて仕事をしているのですが、
みんなが使いやすいシステムを
作るために力を注いでいます。
10年後の自分は、きっと
農場長をしていると思います。
社員が喜びを分かち合い幸せになるように
したいと思っています。
野菜との向き合い方も考えますね。
病気を出さない、虫を出さない、
そしてもっとより良い肥料づくりが
できるようになりたいです。
今後は試験栽培や研究開発のような
仕事もしていきたいです。
プライベートでの自分の目標は
家庭を持つことです。
自分はレタスの管理は得意ですけど、
そちらの方は消極的な方なので、
相手は引っ張ってくれる女性がいいかなあ(笑)