自分史(その30)
ところで、私がエジプトでの建設工事を行っている間、うちの“かみさん”は、社宅住まいをしていました。
会社の管理職社宅での生活でした。 とっても古い社宅で、間取りの2K?は狭く、お風呂も狭く寒いものでしたが、若い二人にとっては十分でした。 周りは同世代の家族が多く、お金はないものの、子供たちを遊ばせたり、気軽に互いのうちに遊びに行ったりできる社宅は、長期にわたり出張していた身にとって、安心できました。 家内と息子も、私が出張していた期間に社宅の方々にとっても良くして頂いたようです。 沢山の思い出が社宅での生活にはあります。
若いうちの集団生活の大切さ、同年代のお付き合い、は、非常にいいものだという事を実感しました。 今年の新入社員に独身寮のように、共同生活ができるアパートを準備するから3人一緒に住まないか?と提案しましたが、あっさり拒否されました。 現代の若者にとって、共同生活は馴染まないようです。 個人の時間を大切にする事はいいことですが、時には、自分の都合を捨ててみるという体験をする事も大切だと思っています。
また、かみさんは実家にも時々帰っていたようです。 お姉さんの3人のお子さんたちとの交流も息子にとっても、とてもよかったようです。 一人息子ですが、一人っ子らしくないとよく言われました。 いとこや社宅で多くの子供たちと遊んだことが良い経験となったのだと思います。
さて、今日から、宮城県に炊き出しに行ってきます。 何かの役に立つように、精一杯動いてこようと思います。
以上です。
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