同友会九州沖縄ブロック・支部長交流会
今日は、熊本で中小企業家同友会の九州沖縄ブロックの支部長交流会が行われました。
しかし、同友会は非常によく学ぶ会です。 今日も13時から18時までたっぷり学びました。 こんなに、真剣に学び合う会もとても珍しいと思います。 そして、その学び方も特徴があります。 必ず報告と討論がセットになっています。
今回みたいに各県から志部長クラスが集まると、グループ討論も非常に活発に行われます。 さすが日頃から真剣に学び合っているだけに、様々な意見が飛び交い、気付かされる事の多い討論となります。
まず、慶応義塾大学経済学部教授・植田浩史先生の「中小企業をとりまく情勢をどうつかむのか」というお話を受けて、14のグループに分かれて討議を行います。
今の情勢を踏まえて、どのような企業づくりに取り組むか、その企業づくりを行うための例会づくりや会員増強にどう取り組むか、というテーマで討論を行いました。
企業経営と同友会活動は車の両輪といっていますが、双方で行っている事を通じて気付き合い・深め合う事ができます。
情報が氾濫し、価値観が多様化する中で、企業経営者が思いやビジョンを語り、社内に浸透をさせることが、変化に対応し、お客様に選ばれる企業づくりにつながる。 トップダウンでしか動く事ができず、情報感度の低い企業は変化への対応も遅れ、淘汰されていく。
また、今の情報化社会では、情報を持っている自体では優位性を持つことにつながらない。 情報を分析し、整理し、活用することが非常に大事であり、そのためには、経営者と社員、社員さん同士がコミュニケーションを常にはかり、互いに信頼しあえる人間関係を作る必要がある。 という意見がでました。
各県の取り組みの事例や仕組つくりも非常に参考になりました。
自ら変化をする。 参加者を限定しない会議での本音の話し合い。 スタンプラリー。
パソコンのトップページ自体を変える。 紙芝居によるプレゼン。 名刺サイズの申込書。 A4の紹介シート。 他団体とのコラボ例会。
参加者皆さんが、いかに思いを伝えるかということに、工夫をしているという事が良くわかりました。
今日の学びをヒントに、自社の経営と同友会活動に活かしていきたいと思います。
本日は以上です。
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