自分史(その33)
ベトナムは、郷愁を感じられる国です。 近代的な設備がそろった先進国と違って、自然と共存し、不便ながらも工夫をしながら生活をしている様子が感じられます。 ベトナムはまだ、人と人との関係が濃密に感じられる良い時代なのかもしれません。
どの家も開放的で、生活の様子が外から伺えました。 また、テレビのある家に集まって、近所の方が一緒になってテレビをみている風景もありました。 バイクタクシーも走っていました。 バイクの後部座席に乗って、運転手のオジサンにつかまりかなりの距離を走ります。 ふと他のバイクを見ると、荷台に犬や豚を載せて走っています。 食料となる動物が非常に身近にいます。
付近の田畑では、牛を使って耕していますし、水やりは、2人がかりで長い紐のついた袋を左右に振りながら器用にくみ出していました。
近くにはハロンベイという観光地がありました。 湾の中に、いくつもの切り立った山がそびえている風景は、水墨画にしたらよさそうな景色です。 いくつかの定番のお土産が置いてありましたが、その中で好きだったのは、ライオンの彫像がついた硯です。 石炭が良く取れるベトナムならではのお土産です。 そして、定番の食べ物といえばフォー、生春巻き、意外とおいしいのは、油で揚げたサイゴン春巻でした。
思い出の多いベトナムです。
以上です。
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