鹿児島銀行 合同経友会
昨日は、鹿児島銀行の合同経友会でした。 城山観光ホテルで約1600人の方々が集まり、講演会と懇親交流会が行われました。
講師は、経済ジャーナリストの財部誠一さん、テーマは「日本経済、これからのキーワード」でした。
氏は、テレビにも多く出演をされていますし、こころざしの課題図書「農業が日本を救う」という著書を読んでいましたので、とても興味をもって参加しました。
東日本大震災の話から始まり、震災による影響、世界経済の大きなトレンド、私たちの行うべき事、等々のお話があり、あっという間の90分でした。
非常に理路整然と、飽きさせない語り口は、さすがでした。 そして、私たちの将来を改めて考えさせられました。 テレビや新聞は真実は伝えない、現場に行かなくては真実はわからない、という考え方と姿勢で情報収集された内容のお話はとても説得力がありました。
前半では、震災の災害復旧に一丸となって当たらないといけない時期に、いかに政府が無策で、リーダーシップをとっていない事が、復旧の足かせになっているのか、という事を語っていらっしゃいました。
そして、後半は、日本のサプライチェーンが壊れ、電力の安定供給が終わり、国内でのものづくりのリスクが明らかになった。 グローバルな視野で新興国、特にアジア地域での発展に参加をしていかなくてはいけないとのお話しでした。
確かにその通りですが、一つ気になったのは、経済の側面からだけ考えるとそうですが、資源やエネルギー、環境の問題を考えた時に、私たちは、これまでの延長線上で経済活動を続けていって良いのだろうか? という疑問です。
今日は、19:00から、「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会が行われました。
まさに、今、このエネルギーの問題や、生活様式、価値観、と経済活動のことを立ち止まって考える必要があるのかもしれません。
以上です。
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