ものづくりシンポジウムとテクノフェアについて
本日から、10月2日まで、大きな行事が続きます。今日は、日向市で、ものづくりシンポジウムひむかイン宮崎の若手経営者塾サミットが行われます。明日は、ものづくりシンポジウムの講演会及びパネルディスカッションが延岡で行われます。
一橋大学の関先生が全国の若手ものづくり経営者に火をつけて回って、全国に“私塾”が生まれました。高度成長から続いたものづくりを中心にした日本の経済発展モデルが、終わりを続けているとの危機感から、各地でものづくり経営者が塾に集まり、学び合っています。
その全国の私塾が、一年に一回集まり、交流を深め、志を高め合っています。今回のサミット・シンポジウムで第6回目になりますが、宮崎県日向市と延岡市で開催されることになりました。全国から集まった仲間たちと、どうすればものづくりの力で日本の未来を切り拓いていけるのか?ということについて討議を行います。
今回のシンポジウムのテーマは、「こころざしを共有し、人財をつないで、ものづくりの未来を創る」です。日本の中小企業、約3000社の現場を歩いてきた関先生の、現状を踏まえてものづくりの未来を考える示唆に富んだご講演の後に、8つのグループに分かれて、地域の抱える課題について討議をします。地元日向で、コーチングやファシリテーションによる個人や会社の課題解決を指導している古賀さんにファシリテーションを行って頂きます。全国の方々との交流がより深まり、連携が始まる事を期待しています。
翌日は、延岡でシンポジウムを行います。「新しい価値の創造」という演題で関先生にご講演いただいた後に、「これからの産業振興について」というテーマで日立・墨田・島根・宮崎からの代表4名がパネルディスカッションを行います。事前準備なしのパネルディスカッションが関先生のコーディネーションでどういう展開になるのか、非常に楽しみです。
そして、1日・2日は、みやざきテクノフェアが延岡で行われます。宮崎のものづくり企業やIT企業が一堂に会して、展示PRを行います。混迷の時代ですので、変化に対応できるように挑戦をして失敗するリスクよりも、失敗することを考えてこれまでの延長線上から動かないリスクの方がはるかに大きいと思います。
多くの方々との出会いにより、大きな学びを得られる週末にしようと考えています。 以上
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ダイセルリサーチセンターの久保田邦親博士(工学)の関数接合論はトレードオフ計算で結構やくにたつ。