ホスピタリティ
4月3日は、客先が取引先を集めて、年一回行う
” 稲荷大祭 ” に、参加をしてきました。
” 稲荷大祭 ” では、初午の日に、伏見稲荷の禰宜さんに来ていただき、
客先の敷地内になる稲荷神社でお参りをします。
その後に、必ず、講演会と懇親会が行われます。
ことしは、某航空会社の客室乗務員チーフの女性のお話しでした。
経営破たんに陥り、再建に全社一丸で取り組んでいる同社の
先端で社員教育に取り組んでいる方のお話しでしたので、
とても、身につまされるものがありました。
しかし、一方、しっかりと過去を反省し、
全社一丸となっている姿はとても、意欲的で輝いて見えました。
いくつか印象に残った言葉を、列記します。
以前の自分達に掛けていたものは?
お客様目線 と 採算意識
破たんして、何が変わったか?
燃える集団になり、スピード感が出てきた。
社員共通の価値観を持つために、言葉を大切にしている。
伝統・革新・日本の心
世界一愛される航空会社に!
お客様との信頼関係を築くために!
全ての部門が、自分の仕事がお客様とどうつながっているのかを意識する。
お客様が、どういうところに、価値を見出してくれるのかを意識する。
何をするかではなく、何のためにそれをするのか、
目的を強く意識して行動する。
破綻する以前は、会社の悪口、他部門も悪口をいう人がたくさんいた。
今は、社内評論家はゼロになった。 自分がやるべき事を考え、
三万人の社員が同じベクトルで、動けるようになりつつある。
破たんにまで到らない限り、
危機感を全社で共有する事は、
とても難しい事です。
しかし、緩んだ社風でそれぞれが自分のことだけを考え、
ばらばらの思いで動いているよりも、
みんなが夢や希望に燃えて、一丸となって挑戦する方が、
生き生きとした人生を送れる間違いありません。
破たんに到るまえに、危機感を共有し、思いを一つにして、
会社を発展させていきたいと思います。
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