致知出版社 藤尾社長のお話し
昨日は、金融機関の勉強会で、
致知出版社の藤尾社長のお話を聴く機会があった。
全社員に聴いてほしかった・・・・・。
相撲は、負けても優勝する事があるが、
企業経営は、一敗もできない。
経営が発展する要素には3つあると言われた。
① 経営能力 ② 使命感 ③ 人間性
NO.1とNO.2の呼吸がぴったりと合っていない企業は発展しない。
訓練をしてからでないと、教育は出来ない、ともおっしゃっていた。
また、とても情熱をもって、日本の未来、日本の教育について語られた。
大事にしたい考え方や "ことば" を多く教えて頂いた。
私たちは、もっと、多くの"ことば" を、
子供たちに語っていかなくてはいけないのではないかと
改めて考えさせられた。
30年間、編集長として多くの人を見続け、発見した
「成功する人の法則」は、たった一つだとおっしゃっていた。
それは、
「与えられた縁に価値を見出す人、
そして、一旦見い出した価値を徹底して守り抜く人 」
日本は、国としては2672年続き、
200年以上続く企業の数でも飛びぬけて世界一、
という素晴らしい国だとおっしゃっていた。
海に囲まれた小さな島国が、さまざまな試練を経ながら、
高い民度と文化を備え、今日まで発展してきたのはなぜだろうか?
その理由は次の二つであると言われた。
① 目に見えないものを畏敬する心を持っている。
尊崇の念は、自らを律し、慎む心を育む。
② 遠き慮りの心を持ち続けた。
あとから来る者のために
田畑を耕し 種を用意しておくのだ
後から続いてくる子供達のために、
みなそれぞれ自分にできる なにかをしてゆくのだ
《坂村真民》
人は一生のうち、出会うべき人に必ず出会える。
しかも一瞬遅すぎず、一瞬早すぎず。
内に求める心なくんば、ついにその縁は生じざるべし
《森 信三》
教育とは、人の心に人つける事。
しかし、自ら燃える人しか、
人の心に火をつけられない。
どれも魂に響く言葉ばかりだった。
いまだ、社員の心に届く、言葉を発する事ができない。
人の心に火をつけられる人間になるための修行は続く。
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