日向市における子供の貧困の現状と諸取り組みについて
日向市の100人委員会さんの依頼で、
シンポジウムに参加をしました。
日向市における子供の貧困の現状と
諸取り組みについてというテーマでした。
正直なところ、これまで、経済格差や貧困という
ことについて、考えたことはなく、
この機に、勉強をしなくてはいけない、と考えて
引き受けました。
宮崎日日新聞社が発行した
「誰も知らない みやざき子供の貧困」
という本を読むと、暗澹とした気持ちになります。
貧困や格差の連鎖に関する実情が
これでもか、というくらい掲載されています。
何から手を付けていいのか、わからなくなるくらい。
まずは、現状を知ること、そして、その問題の本質について
考えることから、始めるしか、方法が見つかりません。
学校・家庭・企業・行政、それぞれができる
役割があると思います。
まずは、今、貧困にあえいでいる方に
手を差し伸べることも必要です。
そして、その上で、
貧困や格差が連鎖をしていかないように、
教育の仕組みを作っていく必要があります。
国でも「子供の貧困対策に関する大綱について」が
平成26年8月29日に閣議決定されました。
ソフトバンクの孫正義さんの生い立ちを知ると
希望が湧いてきます。
すべての子供たちが夢と希望を持ち、
チャレンジし、自らの人生を切り拓いていける
社会を作りたいものです。
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