旭化成日向共栄会
父は、いろいろな会の会長をしていました。親しい仲間の方々といろいろな会を立ち上げ、その中のいくつかの会で長年会長職を務めていました。旭化成共栄会もその一つです。この共栄会はちょっと変わった異業種の交流会です。もともとは、旭化成と地域を繋ぐ役割を果たすための会だったと思いますが、会員が旭化成との取引先だけでなく、幅広くつながっていったため、極端に依存する事もありません。旭化成関連企業の方々との交流は会活動の中で行いつつ、程よい距離感を保ちながら、地域の中で共存していく面白い団体です。
主な活動は、講演や研修などの学ぶ場と、コンぺや懇親会等の交流の場に分かれています。太協工品販売の太田会長を中心に、ゴルフ部会と研修委員会に分かれて企画を練っています。コンペは年6回、研修活動は年に2~3回です。研修活動は講演会を中心に行っています。講師には、日向市長や旭化成支社長、その他研修委員会で案を出しながら、会員に学びと交流の場を提供しています。
11月12日(金)、13日(土)に、研修旅行が行われます。トヨタの工場見学や、西日本総合展示場で行われる“福祉機械展”の視察に行きます。1台のバスを貸し切って、泊りがけでの研修旅行です。参加者の皆さんと交流し、親交を深めたいと思っています。
今、いろいろな会が会勢を減らしています。以前のように会に入っている事がステータスだとか、会内の人と知り合うことで仕事につながるという事は無くなりました。 ただ所属して、会費だけを払い続けることに疑問を感じ、やめる人が増えていると思われます。会の存在意義が問われる時代となりました。しっかりと目的をもって活動をすることを求められるようになりました。共栄会も地域コミュニティーとしっかり結びつき、地場企業の存在価値を高める活動をしていけるような活動を検討中です。産業教育への関わりだとか、地域の環境整備への関わりというものです。共栄会の活動を通じて、信頼しあえる経営者同士のネットワークが広がっていければいいなと考えています。
以上
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