理念とビジョン
事業を行う上で、
とても難しいのは、社会性と経済性のバランス。
稲盛さんは、事業が成功するためには、大義名分が
必要だとおっしゃいます。
第二電電も日本航空も、高い理念と大義名分が
あったから、成功したとおっしゃっています。
そのことは、間違いありませんが、
一方で、思いだけですべてがうまくいくのか?
しっかりとした理念を掲げて始めたつもりでも、
さまざまな困難に出会うたびに、
理念が試されて、覚悟が試されて、
ぶれそうになります。
関わる人たちのそれぞれの思いや価値観がぶつかり、
事業を続けることが、多くの人を幸せにすることにつながるのか?
と、揺らぎ、とらわれ、迷い、
みずから、崩れていくのかもしれません。
理念を堅持しながら、
それが社会に受け入れられるまで磨き上げ、
結果的に経済性がついてくると信じ、
事業を推し進めていきたいと考えています。
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