自分史(その10)、日向学院高校時代
高校では、国立理系のクラスに入りましたので、共通一次の勉強をしていました。しかし、基本的には、暗記科目は得意ではなく、暗記の要領もよくなく、あまり集中力の発揮できない勉強時間をだらだらと過ごしていました。机に座ると本が読みたくなったり、片づけをしたくなったり、勉強にとりかかるまでの時間がとっても余計な時間でした。当然のように、夜遅くなります。ただ、未だにそうですが、元来夜型でないのか、夜はすぐ眠くなるタイプです。頭がすっきりし、勉強がはかどるのは朝でした。
朝早く起きて、朝のNHK基礎英語を聞いていました。英語が得意になったのは、高校の先生が音楽や映画という興味を引く題材で勉強をさせてくれていたからだと思います。確か基礎英語でも、そういうコーナーがありました。英語のリズムは、映画と音楽から学びました。ビートルズの歌や、小さな恋のメロディーのセリフを繰り返し聴いていました。
将来こうなりたいという目的・目標は持っていませんでした。漠然と好きな事を活かせる事ができればいいな、という考え方しか持っていませんでした。当然のことながら、親の期待ほどには、成績が伸びず、偏差値と受験科目で受験する学校を決めました。母はせめて旧帝大といっていましたが、大学名にこだわりはなく、熊本大学と武蔵工大を受験しました。
運よく、試験には合格し、熊本大学を選択しました。これも確固たる理由があったわけではありません。国立だから授業料が安いし、親父とお袋も喜んでくれるかな、と思っての事でした。今思うと全ての事を決めるのに、あまり深く考えず、両親がどう思うかな?とか、世間的にどうかな?とか、という外部的な理由で決めていたような気がします。今思うと、うまくいかないと人のせいにしがちで、とっても危なっかしかったような気がします。
そして、熊本大学・工学部・生産機械工学科に入学しました。
自分史は、まだ続きます。・・・ 以上
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